『リロ・グラ・シスタ』『遠海事件』『ナウ・ローディング』など、詠坂雄二作品によく出てくる「遠海市」内にある遠海駅周辺の地理を推測しました。
大したネタバレはありませんが、作品読了後に確認いただくとより作品を味わえます。
手がかり①
「私立吏塚高校」は遠海市西端の丘の上にあり、周囲は民家もない閉鎖的立地です。(『リロ・グラ・シスタ』他)
手がかり②
蛎塚諒一の通夜が行われた斎場は、遠海市市街地から(=遠海駅から数キロ)離れた丘のたもとにあります。(『遠海事件』)
手がかり③
市街地を離れたら閑静になる。(『電氣人閒の虞』)
推測の域を出ませんが上記みっつから、この“丘”は同じ丘の可能性があります。
もしそうだとすると、
遠海市西端の丘の上に吏塚高校があり、その丘のたもと(東側)に斎場と『亡霊ふたり』に出てくる「県立遠海西高校」があります。数キロ先には遠海駅やパレス遠海、駅裏手に広がる住宅地(ベルウッド紫浦含む)などがあることになります。
他の作品にも遠海市の様子が書かれているものもありますか、個々の場所がおおよそ特定できるのは今のところこの程度になります。更に判ればブログに書く予定です。
ご覧いただきありがとうございました。
早く詠坂作品の新作を読みたいですね。
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