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【検証】『日入国常闇碑伝』常闇の正確な発生期間

詠坂雄二『日入国常闇碑伝』(講談社ノベルス) ー常闇の正確な発生期間ー 詠坂雄二『日入国常闇碑伝』の「常闇」の正確な発生期間が曖昧にしか書かれていないので、作品内から検討をつけました。 以後ネタバレがありますので作品読了後にご確認ください。 こちらのブログも...

2019年5月2日木曜日

「電氣人閒って知ってる?」

「電気人間って知ってる?」




電氣人閒とは







・語ると現れる

・金属を流れて通り抜けることができる

・閉め切った部屋にも平気で入ってくる

・身体がないから寿命がない

・脳の電気信号を読んで人の思考を読むことができる

・噂の採取場所は遠海市

・元は人間だった

・遠海市近郊でのみ語られる地域限定の怪異

・名前を呼ぶと現れる

・人の思考を読む

・導体を流れ抜ける

・旧軍により作られる

・電気で綺麗に人を殺す

・「名坂小学校」の七不思議のひとつ

・日積亨は電氣人閒の正体を旧軍の新兵器と考えていた

・「電氣人閒はいる」by詠坂雄二

・殺す殺さないかを分ける条件がある

・生きるために人を殺す

・語る人間がいなくなったら消える

・誰にも語られなくなったら電氣人閒は死ぬ

・そうならないよう、電氣人閒も必死

・噂がたえない程度に人を殺している

・自分なりのルールに沿って、自分を信じないやつだけ殺す

・噂を広めてくれる人は殺さない

・「名坂小学校」にだけに出るのではなく、語りさえすればどこにでも現れる

・ひとりではない

・二人以上の者が充分に距離をとって語れば、複数現れる

・その時の記憶はある程度共有しているが、個という意識は希薄

・思考だけ(電氣人閒のことを考えるだけ)では具現化できない

・声に出したときに出てくることができる

・会話できるだけの人格を得たのも最近のこと

・地面に溶けていく

・思想を認識したとき、思考を取り戻し、人格を構築した

・それから消えることを恐いと感じるようになった

・佐藤誠を知っており、影響を受けたかもしれない

・でも佐藤誠の名前は覚えていない




出典 詠坂雄二『電氣人閒の虞』
















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