【ネタバレ】詠坂雄二『日入国常闇碑伝』「炎吹刀」年表
『日入国常闇碑伝』は作品内独自の時代や元号で時系列もややこしく感じます。そのうえ色々な登場人物、地名が独特の名称で出てきます。
今回は「炎吹刀」の章で判明している出来事を年表にまとめました。
※常闇の発生は白永三年なので、この白永三年を基準として書いています。
以後ネタバレありますので作品読了後にご確認ください。
「炎吹刀」年表
―常闇時代―
●常闇時代以後:千人単位の集団戦がなくなった。
【白永三年】
秋:常闇が発生する。
【白永二十年】(常闇発生十七年後)
夏のある日(①):守峰刀冶朗が炎吹刀『千二百十二番』を持ち帰る。(※1)
①の翌日(②):闇佐が腹唐総衛門より、炎吹刀を調達するよう命じられる。
②の約十日後(※2):闇佐、佐藤炎吹と会う。その後妖魔退治へ行く。
●常闇時代後半:明暗隊が活躍する。隊士全員が炎吹刀を帯びていた。
●常闇時代のみ:佐藤炎吹の記述が史料に出てくる。
●常闇時代:峰邑家は最も熱心に常闇を研究した。
ー常闇消失後(現代)ー
●国立博物館に炎吹刀『打刀 佐藤炎吹千二番』が収蔵されている。
●近年、三護大学が炎吹刀を最新の機器で調査する。
※1 常闇発生が白永三年の秋なので、それからだいたい十七年なので、白永二十年としました。また、②の前日に刀冶朗が炎吹刀を持ち帰ったという記載は雑誌版のみになります。
※2 十日後でなく、約十日後としたのは、調達するよう命じられてからその日のうちに出発したのかが書かれていなかったので、約十日後としました。
ご覧いただきありがとうございました。
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