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【検証】『日入国常闇碑伝』常闇の正確な発生期間

詠坂雄二『日入国常闇碑伝』(講談社ノベルス) ー常闇の正確な発生期間ー 詠坂雄二『日入国常闇碑伝』の「常闇」の正確な発生期間が曖昧にしか書かれていないので、作品内から検討をつけました。 以後ネタバレがありますので作品読了後にご確認ください。 こちらのブログも...

2020年2月29日土曜日

『日入国常闇碑伝』「舶来鬼」#5

【ネタバレ】詠坂雄二『日入国常闇碑伝』「舶来鬼」検証第5回目です。


詠坂氏は初出時から書籍化、文庫化される際に手を加えています。

『日入国常闇碑伝』も例に漏れず、雑誌掲載時から書籍化(新書)する際の加筆修正があるので検証を行っていこうと思います。

今回は『日入国常闇碑伝』の「舶来鬼」検証第5回目です。
三十六と戦士との闘いの場面です。

ネタバレありますので作品読了後にご確認ください。


2020年2月28日金曜日

『日入国常闇碑伝』「舶来鬼」#4

【ネタバレ】詠坂雄二『日入国常闇碑伝』「舶来鬼」検証第4回目です。


詠坂氏は初出時から書籍化、文庫化される際に手を加えています。

『日入国常闇碑伝』も例に漏れず、雑誌掲載時から書籍化(新書)する際の加筆修正があるので検証を行っていこうと思います。


『日入国常闇碑伝』の「舶来鬼」の検証第4回目です。
今回の場面は三十六と戦士の戦いの場面です。

ネタバレありますので作品読了後にご確認ください。


2020年2月27日木曜日

『日入国常闇碑伝』「舶来鬼」#3

【ネタバレ】詠坂雄二『日入国常闇碑伝』「舶来鬼」検証第3回

詠坂氏は初出時から書籍化、文庫化される際に手を加えています。

『日入国常闇碑伝』も、雑誌掲載時から書籍化(新書)する際の加筆修正があるのかなどの検証を行っていこうと思います。

『日入国常闇碑伝』の「舶来鬼」検証第3回目です。

今回の場面は、神藤七宗を追って闇佐と三十六が古遺跡に到着したところから、何者かの気配を感じたところまでです。

ネタバレありますので作品読了後にご確認ください。


2020年2月26日水曜日

『日入国常闇碑伝』「舶来鬼」#2

【ネタバレ】詠坂雄二『日入国常闇碑伝』「舶来鬼」検証第2回


詠坂氏は初出時から書籍化、文庫化される際に手を加えています。

『日入国常闇碑伝』も例に漏れず、雑誌掲載時から書籍化(新書)する際の加筆修正があるので検証を行っていこうと思います。


今回は『日入国常闇碑伝』「舶来鬼」の検証第2回目です。作中の場面は、南(常闇)へ向かった神藤七宗を、闇佐と三十六が追いかける準備をしているところです。

常闇が発生した季節も推測できます。

ネタバレありますので作品読了後にご確認ください。


2020年2月25日火曜日

『日入国常闇碑伝』「舶来鬼」#1

【ネタバレ】詠坂雄二『日入国常闇碑伝』「舶来鬼」検証第1回


詠坂氏は初出時から書籍化、文庫化される際に手を加えています。

『日入国常闇碑伝』も例に漏れず、雑誌掲載時から書籍化(新書)する際の加筆修正があるので検証を行っていこうと思います。


この『日入国常闇碑伝』は2020年2月25日現在文庫化されていませんが、詠坂雄二作品で重要な位置づけだろうと感じています。それは何故なのかは後日書こうと思います。

今回からしばらく「舶来鬼」を検証します。
この物語は雑誌では最終回の位置づけでしたが、書籍では序文に続いての第一話という位置づけになります。内容は“百葉時代の最強の武将は誰か”というものです。

結論から言うと、この「舶来鬼」の章は、雑誌掲載時から他章より間を置かずに書籍化されたせいか、大きな加筆修正はありませんでした。


ネタバレがありますので作品読了後にご確認ください。


2020年2月24日月曜日

web『常闇作法心得(仮)』更新 『遠海事件』

詠坂雄二『遠海事件』

詠坂雄二作品は作品間で人物、時代などクロスオーバーしています。

今回『遠海事件』の中の時系列の細かい部分を追加しました。
以下ネタバレがありますので作品読了後にご確認下さい。


2020年2月23日日曜日

「ナウ・ローディング」#7 月島凪は詠坂雄二の作品を読んでいるのか

・詠坂雄二の短編「ナウ・ローディング」第7回目です。


月島凪は詠坂雄二の作品を読んでいるのかと、「名探偵」とはですね。

以下ネタバレがありますので作品読了後にご確認ください。


2020年2月22日土曜日

「ナウ・ローディング」#6

(ネタバレあり)詠坂雄二『ナウ・ローディング』の短編「ナウ・ローディング」第6回目です。


今回は、「ネピアが尽きたなら」が最終回だということが判ったところから最終までです。

ネタバレもありますので作品読了後にご確認ください。


2020年2月21日金曜日

「ナウ・ローディング」#5

・詠坂雄二『ナウ・ローディング』の短編「ナウ・ローディング」第5回目です。


今回は詠坂雄二と月島凪の会話の終盤と、その帰り詠坂雄二が「ネピアが尽きたなら」を読んでいる場面です。

ネタバレもありますので、作品読了後にご確認ください。


2020年2月20日木曜日

「ナウ・ローディング」#4

詠坂雄二『ナウ・ローディング』内の短編「ナウ・ローディング」第4回目です。


引き続き巡風亭での会話の場面になります。

ネタバレもありますので、作品読了後にご確認ください。


2020年2月19日水曜日

「ナウ・ローディング」#3

・詠坂雄二『ナウ・ローディング』内の短編「ナウ・ローディング」第3回目です。


詠坂雄二と月島凪の対面の場面です。
月島凪の容姿が書かれているのは雑誌版のここだけですので貴重です。

ネタバレもありますので作品読了後にご確認ください。


2020年2月18日火曜日

「ナウ・ローディング」#2

・詠坂雄二『ナウ・ローディング』内の短編「ナウ・ローディング」第2回目です。


詠坂雄二が巡風亭へ入る前から月島凪と対面するまでの場面になります。
巡風亭のマスター荻田が、月島凪が佐藤誠と対峙したときの話をしています。

ネタバレもありますので、作品読了後にご確認ください。


2020年2月17日月曜日

「ナウ・ローディング」#1

・詠坂雄二『ナウ・ローディング』内の短編「ナウ・ローディング」第1回目です。


大筋の話は、詠坂雄二が月島凪に佐藤誠のことを聞きに行く話です。この翌年作中で『昨日の殺戮儀』を上梓します。実際に出版してほしいですね。

雑誌では各短編に毎回中原青餅氏の挿絵が付いているのですが、今回の挿絵は、巡風亭内部と思われる挿絵です。店内奥壁際に置かれたテーブルと額縁に入った絵が二枚。その二枚はどちらも『遠海事件』の表紙絵です。奥側が四六判、手前側が文庫です。


ネタバレもありますので、作品読了後にご確認ください。



2020年2月16日日曜日

「すれちがう」#7

詠坂雄二『ナウ・ローディング』内の短編「すれちがう」7回目です。


タクミが帰ってきた場面から物語の最後の場面になります。
帰ってこなかった理由が雑誌と書籍(四六判含む)とで違っています。

ネタバレもありますので、作品読了後にご確認ください。


2020年2月15日土曜日

「すれちがう」#6

詠坂雄二『ナウ・ローディング』内の短編「すれちがう」第6回目の検証です。


ケンタとレンがタクミを探しに行こうとしている場面です。
文庫ではケンタのみの発言が、雑誌ではケンタとレンの発言だったりします。

ネタバレもありますので作品読了後にご確認ください。


2020年2月14日金曜日

「すれちがう」#5

詠坂雄二『ナウ・ローディング』内の短編「すれちがう」検証第5回目です。


今回はよみさかにタクミが誘拐されたことを話したあたりからになります。
大幅に削除されているところ、細かいですが話の内容が変わる部分があります。

・あくまで推測ですが、雑誌版ではケンタ、タクミ、レンの年齢は小学校高学年で、四六判と文庫の書籍版では小学校中学年くらいの設定なのかと感じました。


以下ネタバレもありますので作品読了後にご確認ください。


2020年2月13日木曜日

「すれちがう」#4

詠坂雄二『ナウ・ローディング』内の短編「すれちがう」検証第4回目です。


今回は詠坂が、ケンタとレンに大人らしいことをしている場面からになります。
この場面は雑誌のみのものが多くあります。

ネタバレもありますので作品読了後にご確認ください。


2020年2月12日水曜日

「すれちがう」#3

詠坂雄二『ナウ・ローディング』内の短編「すれちがう」第3回目の検証です。


今回はタクミがいなくなった直後からよみさかがタクミを誘拐したのでは?とケンタとレンが想像している場面までになります。

ネタバレもありますので作品読了後にご確認ください。


2020年2月11日火曜日

「すれちがう」#2

詠坂雄二『ナウ・ローディング』内の短編「すれちがう」第2回目の検証です。


公園で詠坂雄二に話しかける直前からタクミがいなくなるまでの場面になります。
もし本当に現実世界でも一日中公園にいるのなら…新作を読みたい気持ちもありますね。『昨日の殺戮儀』や、吏塚の名探偵が再度出てくる作品(『リロ・グラ・シスタ』と同時期にまだ書かれていない事件があるみたいなので)など…。

さて、以下ネタバレもありますので作品読了後にご確認ください。


2020年2月10日月曜日

「すれちがう」#1

詠坂雄二『ナウ・ローディング』内の短編「すれちがう」の検証第1回目です。


まず、冒頭のコラム『せわしいスローライフ』そのものが書籍化の際の書き下ろしになります。

そして詠坂雄二の誕生日も載っています。記載されているのは此処だけです。
嬉しいのは私だけでしょうか。

柵馬朋康は春生まれなので、詠坂雄二の方が少し年下になります。

ちなみに詠坂雄二、柵馬朋康、新村光次、有山佐江子、佐藤誠は全員同学年です。佐藤誠の誕生日はいつなんでしょうか。気になりますね。まぁ佐藤に関しては常闇から来たのかもしれませんが。
もし詳しく知りたい方はこちらの時系列表を参照ください。

さて、作品の本質にふれるおそれもありますので作品読了後にご確認ください。


2020年2月9日日曜日

web『常闇作法心得(仮)』更新 『日入国常闇碑伝』

詠坂雄二『日入国常闇碑伝』(講談社ノベルス)に関する作品間リンクを更新しました。


今の今まで、際どいものはあるが他作品とのクロスオーバーは無いと思っていましたがありました。見落としていました。

下記①と②を追加しました。
作品の本質にふれるので作品読了後にご確認ください。



2020年2月8日土曜日

「本作の登場人物はすべて」#7

詠坂雄二『ナウ・ローディング』内の短編「本作の登場人物はすべて」第7回目、最終回の検証です。


この回は永遠恒久の代表作と言っていい『キルドノヲト』についてと、忘年会後のシーンになります。

忘年会で永遠恒久の話を聞いたからポルノのお題でコラムを書いたのでしょうか。

ネタバレもありますので作品読了後にご確認ください。


2020年2月7日金曜日

「本作の登場人物はすべて」#6

詠坂雄二『ナウ・ローディング』内の短編「本作の登場人物はすべて」の検証第6回目です。


「ばらくうだ」編集部の忘年会で柵馬が詠坂に電話をかけているあたりの場面です。

柵馬の携帯電話がスマホに変わっています。
文庫では見れない永遠恒久の一面も確認できます。

このブログを書いていて私自身つくづくマニアックだと思います…。

さて、以下は作品の内容にふれますので作品読了後にご確認ください。


2020年2月6日木曜日

「本作の登場人物はすべて」#5

詠坂雄二『ナウ・ローディング』内の短編「本作の登場人物はすべて」検証第5回目です。


引き続き「ばらくうだ」の忘年会の場面です。
『リヨナの冒険』でどうしても見られない最後のシーンの画像について話している場面です。

ネタバレもありますので作品読了後にご確認ください。


2020年2月5日水曜日

「本作の登場人物はすべて」#4

詠坂雄二『ナウ・ローディング』内の短編「本作の登場人物はすべて」検証第4回目です。


「ばらくうだ」編集部の忘年会での芹川と柵馬との会話です。
この辺りは加筆が多い印象です。


ネタバレもありますので作品読了後にご確認ください。


2020年2月4日火曜日

「本作の登場人物はすべて」#3

詠坂雄二『ナウ・ローディング』内の短編「本作の登場人物はすべて」検証第3回目です。


今回は芹川巡と睦月七日の会話から、「ばらくうだ」編集部の忘年会前までになります。

ネタバレもありますので作品読了後にご確認ください。


2020年2月3日月曜日

「本作の登場人物はすべて」#2

詠坂雄二『ナウ・ローディング』内の短編「本作の登場人物はすべて」第2回目の検証です。


今回は芹川巡が睦月七日から『リヨナの冒険』を教えてもらいプレイするところからです。
数字の修正もあり、細かいですが重要な部分になります。

ネタバレもありますので作品読了後にご確認ください。


2020年2月2日日曜日

「本作の登場人物はすべて」#1

今回からしばらく詠坂雄二『ナウ・ローディング』内の短編「本作の登場人物はすべて」について検証します。


この短編は、ポルノについてとエロ漫画家の永遠恒久のことについて書かれています。
初回は柵馬朋康の「ネピアが尽きたなら」の部分です。

ネタバレもありますので作品読了後にご確認ください。

2020年2月1日土曜日

web『常闇作法心得(仮)』更新 『リロ・グラ・シスタ』

web『常闇作法心得(仮)』内の詠坂雄二『リロ・グラ・シスタ』の作品内時系列を修正及び追加をしました。

以前よりもかなり細かくなっています。


以下作品の核心にふれる重要なネタバレも含みますので、必ず作品読了後にご確認ください。
全体の時系列はこちらの時系列表からご確認ください。