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2020年1月25日土曜日

「アカイライ不正問題とDQRTAの今後について」#3

詠坂雄二『ナウ・ローディング』の短編「悟りの書をめくっても」の検証第3回目です。


万年青とゴチの会話から、万年青がノワとスカイプで話をする前までになります。

ネタバレがありますので作品読了後にご確認ください。





「悟りの書をめくっても」#3

・【雑誌のみ】…文庫では削除。文庫のどのページに書かれていたかも記載しています。
・【文庫のみ】…文庫書き下ろしです。
・【文庫→雑誌】…雑誌ではこうだった。
というように書いていき、必要なところは解説も加えます。
ネタバレもありますので、作品読了後にご確認ください。



【文庫のみ】・言われて思い出す。そう、不正を見つけたのはゴチさんという話だった。(p87)

【文庫→雑誌】・喋り方から察せる性格は反対の二人だから(p87)→性格は正反対だから

【文庫→雑誌】・放送名は『アカイライ不正問題とDQRTAの今後について』(p88)→放送名は『アカイライ問題とRTAの今後について

【雑誌のみ】・ゴチさんは『くちばしを口減らし』とか、『かえんムカデがお出迎え、ムカデで深手』とか、そういうゆるいダジャレを次から次へとコメントしてくる。IDを確認しなくても、またゴチさんかと当たりが付けられるくらいだ。(文庫p89の14と15行目の間に入る)

【文庫→雑誌】・「どうかなあ。ガルナ入りを一回で済ませるとか、(p93)→「どうかなあ。現在のチャートでセーブありでも、エンカがデレて一逃げが決まりまくれば更新はできる。それにチャートを劇的に変える方法がこれ以上あるかな。粉も杖も持たずガルナに入るとか、

【文庫→雑誌】・「アカイライさんが何を思って(p94)→「アカイライさんは行き詰まっていた。それは確かだ。何を思って

【文庫のみ】・捨てアカじゃないかな。(p94)

【文庫→雑誌】・女性にしては長身で、細面の顔にはあまり感情も表れない。(P95)→女性としては長身で、細面の顔は厳格さの現れといったように感情が薄い。

【文庫のみ】・わたしが物心付く前から家で働いており、(p95)

【文庫→雑誌】・そうして道具を揃え、時間を作り、ひとつひとつ学びながらRTAを続けてきた。(p98)→そして以後、時間を作ってはRTAを続けてきた。

【文庫→雑誌】・思うのだけれど―(p98)→けれどそれこそ本道じゃないかとも疑う。わたしは変わらなくちゃいけないのかもしれないと。

【文庫→雑誌】・そのあいだ、わたしはコントローラに触れていなかった。(p98)→そのあいだ、ろくにわたしはコントローラに触れなかった。RTAの配信なんて一度もしていない。


#4へ続きます。
次回もお付き合いいただければ幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。

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