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【検証】『日入国常闇碑伝』常闇の正確な発生期間

詠坂雄二『日入国常闇碑伝』(講談社ノベルス) ー常闇の正確な発生期間ー 詠坂雄二『日入国常闇碑伝』の「常闇」の正確な発生期間が曖昧にしか書かれていないので、作品内から検討をつけました。 以後ネタバレがありますので作品読了後にご確認ください。 こちらのブログも...

2018年11月24日土曜日

『ナウ・ローディング』備忘録その2 「もう1ターンだけ」②

『ナウ・ローディング』備忘録その2です。
宇波由和についてです。

以下ネタバレありますので作品読了後にご確認ください。

2018年11月15日木曜日

『ナウ・ローディング』備忘録その1 「もう1ターンだけ」①作品内年月について

『ナウ・ローディング』備忘録その1 「もう1ターンだけ」①作品内年月について


【データ】
「もう1ターンだけ」
 初出 :2013年7月『ジャーロ』No,48号掲載
 単行本:2014年7月『ナウ・ローディング』(光文社)
 文庫本:2017年1月『ナウ・ローディング』(光文社文庫)


【「もう1ターンだけ」作品内の年月について】
◯『ジャーロ』48号掲載当初、作品内の年月は2010年の7月下旬だったが、単行本化される際に2010年の8月へ変更された。

 →単行本と文庫版では“今は二〇一〇年の八月。”だが、
『ジャーロ』No,48号では“今は二〇一〇年の夏。”としか書かれていない。

 同48号376ページ下段では、“前期の文化祭は来月八月に予定されており、その準備に励む生徒も多い。”と書かれている。
 また、370ページ下段に、“六月になり講義を始めると、あっという間に二ヶ月が経った。”と、“このままあと一ヶ月何事もなく過ぎてくれればいいが。”という記載があるので、7月もおそらく下旬頃だと推測される。それとも単に作者の間違いなのか…。

 ちなみに、単行本と文庫版では、前期の文化祭は9月に行われると書かれている。


2018年10月22日月曜日

『亡霊ふたり』その7 ~作品内時系列まとめ~

【ネタバレ】詠坂雄二『亡霊ふたり』の作品内の出来事の日付を考察しました。



備忘録1から6で考察した『亡霊ふたり』作品内の大まかな出来事をまとめました。
日付や曜日が判っているものから導き出しています。確証がなく推測部分も一部あります。
さらに詳しいものは『常闇作法心得(仮)』に載せています。

以下ネタバレありますので作品読了後にご確認ください。


2018年10月6日土曜日

『亡霊ふたり』その6 ~季節外れかき氷事件の日考察その2~

(ネタバレあり)詠坂雄二『亡霊ふたり』の検証です。



【季節外れかき氷事件の日の考察その2】

 季節外れかき氷事件の日考察その1を踏まえ、ローコが野球部部長のところへ糾弾しに行った日の特定をしています。

以下ネタバレありますので作品読了後にご確認ください。

2018年10月4日木曜日

『亡霊ふたり』備忘録その5 ~季節外れかき氷事件の日考察その1~

(ネタバレあり)詠坂雄二『亡霊ふたり』の検証「季節外れかき氷事件」です。



以下ネタバレありますので作品読了後にご確認ください。


2018年9月30日日曜日

『亡霊ふたり』備忘録その4 ~高橋とローコが初めて会った日考察~

(ネタバレあり)詠坂雄二『亡霊ふたり』内の、高橋とローコが初めて会った日の検証です。


以下ネタバレありますので作品読了後にご確認ください。


2018年9月25日火曜日

『亡霊ふたり』備忘録その3 ~諸々の日付け考察~

(ネタバレあり)詠坂雄二『亡霊ふたり』内の出来事の日付の検証です。




【終章の日付】
 ・「12月のその日」は、2011年12月19日月曜日。→金正日が「一昨日のうちに死亡していた」という記述から。金正日の死亡日は2011年12月17日土曜日。


【ローコが吏塚高校へ侵入した日、高橋に助け出された日】
・2011年11月14日月曜日に侵入し、11月16日水曜日に助け出される。(おそらく確定)

 下記の理由②を軸として、総合的に導き出した。(清水からの一回目の告白が10月17日以外の月曜日だったら、ほかの出来事の日付も合わなくなってくる)


2018年9月24日月曜日

『亡霊ふたり』 備忘録その2

(ネタバレあり)詠坂雄二『亡霊ふたり』の検証です。


以下ネタバレありますので作品読了後にご確認ください。

2018年7月15日日曜日

『亡霊ふたり』備忘録その1 吏塚高校で起こった3つの事件 (2018.0924追記)

『亡霊ふたり』備忘録その1

【2006年の年末から2007年夏にかけて、吏塚高校で起こった事件に関して】 


以下ネタバレありますので作品読了後にご確認ください。


2018年5月17日木曜日

『インサート・コイン(ズ)』備忘録。

(ネタバレあり)詠坂雄二『インサート・コイン(ズ)』の備忘録的なものです。


【各作品内の年月】

「穴へはキノコをおいかけて」:2005年6月半ば
「残響ばよえ~ん」:2006年11月中旬
「俺より強いやつ」:2007年10月
「インサート・コイン(ズ)」:2008年7月※
「そしてまわりこまれなかった」:2009年1月

※『電氣人閒の虞』より、柵馬朋康と詠坂雄二が、電氣人間を調べるために遠海市へ取材に行ったのが7月10日前後で、その時プレスタ休刊を知らされた。それの翌週なので7月と推測。

2018年5月2日水曜日

『ドゥルシネーアの休日』作品間リンク補足。

【ネタバレ】詠坂雄二『ドゥルシネーアの休日』(光文社文庫)の作品間リンクの捕捉です。

作品をより楽しんで読んでいただく手助けになればと思います。

以下ネタバレありますので作品読了後にご確認ください。


2018年5月1日火曜日

『ドゥルシネーアの休日』四六判と文庫版の違い

【ネタバレ】詠坂雄二『ドゥルシネーアの休日』(光文社文庫)四六判と文庫版の違いです。



◎ソフトカバー版(幻冬舎刊)と文庫版(光文社刊)の違いを拾い集めてみました。細かいところはいっぱいあるので、大きなところ、気になったところを載せています。

以下ネタバレありますので作品読了後にご確認ください。

2018年4月10日火曜日

『乾いた屍体は蛆も湧かない』備忘録

詠坂雄二『乾いた屍体は蛆も湧かない』内の出来事を検証しました。


以下ネタバレありますので作品読了後にご確認ください。


2018年4月9日月曜日

ブログはじめました。

詠坂雄二氏の作品間リンクをまとめたサイト『常闇作法心得(仮)』の補足説明的なものとしてブログを始めます。


・それぞれの作品内の出来事がいつ起こったのか、登場人物の年齢や生年月日、名前は出ていないけどおよそこの人物であろうなど、そう特定(推測)した根拠や、初出と文庫化の際の違いなど、サイトに載せられなかったものを、補足説明や備忘録的な役目としてブログに残していこうと考えました。

・ブログタイトル、サイトのタイトルも詠坂作品から頂戴しました。

詠坂雄二の作品をより楽しんでいただけたら幸いです。

『常闇作法心得(仮)』
http://yomisaka.bakufu.org/