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2022年7月5日火曜日

詠坂雄二の新刊『5A73』(光文社)の内容妄想

事件です!
詠坂雄二の新刊が発売されます!!

『亡霊ふたり』の文庫化を除くと『君待秋ラは透きとおる』以来3年ぶりです。
待った……
めちゃくちゃ待ちました。


嬉しすぎて嬉しすぎて、2022年7月4日現在で判っていることのみでどんな物語になるのか想像してみました。
もちろんあくまで個人的な妄想ですので、馬鹿なこと考えるなくらいに楽しんでいただければと思います。

過去作品のネタバレあります。
先に過去作品をご覧になることをおすすめします。





今解禁されているのはジャーロ編集部(光文社文芸第一編集部)(@kobunsha_bun1)の公式Twitterで『5A73』の表紙、斜線堂有紀氏と青崎有吾氏のコメントと下記の引用文、Amazonより352ページってことくらいです。
ちなみに352ページは作者最長です。『T島事件』で320ページほど、最長は『ドゥルシネーアの休日』の334ページほどです。

以下引用文です。

意味を見出すな。名付けるな。謎を解くな。
おまえが事件を止めたいなら。

関連性不明の不審死の共通項は身体に残された「暃」の字。
それは、存在しないにも拘わらず、パソコン等では表示されるJISコード「5A73」の文字、幽霊文字だった。刑事たちが、事件の手掛かりを探り、「暃」の解読に腐心する最中、新たな死者が……。
この文字は一体何なんだ?


ここから色々妄想しようと思います。

○ストーリー○
上記の感じですがすんなってことはしろってことですよね。
文字の意味を見出して、読み方をつけて、文字の由来の謎を解くってことでしょうか。

○登場人物○
おおまかに刑事、被害者、犯人くらいしか判らないです。


【妄想①】
ー電気人間に関連した話ー
最初に思いついたのがこの話です。

存在しないにも拘わらず(=目には見えないにも拘わらず)、パソコン等には表示される(=電気的には存在する)ということで、電気人間を想像しました。
幽霊文字は12字あるみたいなので、それぞれの幽霊文字にあてはめた妖魔が襲ってくる、何らかのかたちで電気人間に恨みをもった人物が犯行を重ねている、というような内容。
下記の参照したサイトでは「暃」は、「韮」の"誤写を疑い得る字"とのことだそうで、じゃあ韮澤秀斗も出てくるな、そしたら必然的に君待秋ラや「日本特別技能振興会」の面々も出てくるなとも考えたり。
考えている時点で破綻しまくってますが。



【妄想②】
ー吏塚高校で起こった未発表の事件ー
2006年末から2007年夏にかけて吏塚高校で3つの事件が起こっています。
2つの事件に関しては、簡単に過去のブログ→『亡霊ふたり』吏塚高校で起こった3つの事件に書いています。
全く謎だった最後のひとつの事件が今回の新刊『5A73』で明らかになる?!と想像しました。
もしこの事件のことだったら
時代は2007年頃、
登場人物は、吏塚の名探偵や楽山隆昭、阿比留刑事、松代刑事等の再登場もあるってことです。ついでに松代刑事が刑事を辞めた原因も明かされるかもしれませんね。警察が「暃」の解読に腐心しているくらいなら月島凪の周辺人物も出てくる可能性も否定できません。すごいテンション上がりますね。『亡霊ふたり』の文庫化もこれの伏線だったりするかもしれませんね。


【妄想③】
①、②とは全く無関係の物語。


○まとめ○
結論は③でしょう。ここまで書いておいて。
ただおそらく言えるのは、遠海市が舞台かなってことでしょうか。そして、佐藤誠の犯行ではないことは確かですね。佐藤誠の犯行は完全犯罪ですし、「暃」なんて文字を残したりなんかしないでしょう。




ご覧頂きありがとうございました。
発売日すぐに買いに行って読みますので答え合わせもしようと思います。

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