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【検証】『日入国常闇碑伝』常闇の正確な発生期間

詠坂雄二『日入国常闇碑伝』(講談社ノベルス) ー常闇の正確な発生期間ー 詠坂雄二『日入国常闇碑伝』の「常闇」の正確な発生期間が曖昧にしか書かれていないので、作品内から検討をつけました。 以後ネタバレがありますので作品読了後にご確認ください。 こちらのブログも...

2022年7月28日木曜日

【時系列】詠坂雄二『5A73』(光文社)時系列

 詠坂雄二『5A73』(光文社)の作品内の時系列を、簡単にですが整理しました。

以下ネタバレがありますので、作品読了後にご覧ください。









1967年
・遠海市、土地開発
 
1979年
瀬名本光太生まれる

1986か87年
夏、瀬名本、ユーレイを見る

2007年
・湯村、自死を考え始める
・黒下夫妻、不妊治療を開始する

2014年
・真室と瀬名本、会う

2016年
12月
・尾倉、居酒屋で働き始める
・年末、尾倉の推していたアイドルのスキャンダルが報道される


2017年

1月
尾倉の推していたアイドルがスキャンダルで引退

2月
頭、応援しているアイドルグループのライブの帰り、終電を逃し、徒歩で帰宅途中に石碑を発見する
・ライブの翌日、尾倉、石碑のある場所を調べる
・バイトの親睦会で、尾倉が韮澤に石碑のことを話す
中頃、尾倉、居酒屋のバイトを辞める
下旬、湯村のSNSアカウントに尾倉からメッセージが届く

3月
4日土曜、尾倉と湯村が会う
13日夜、尾倉の準備が整う
18日昼、湯村のもとに尾倉からメッセージが届く
19日日曜昼、湯村、尾倉の自宅までのルートをたどる、その後最寄りのホームセンターへ行く
19日日曜夜、尾倉の最終確認の電話
20日昼過ぎ、湯村自宅を出発
20日16時、湯村、尾倉の住む街に到着
20日18時頃、尾倉陸久死亡
20日18時25分、湯村、尾倉のマンションに到着する、その後1階エレベーター前で韮澤秀斗とすれ違う
20日18時30分、湯村、尾倉家のインターホンを押す。その後非常階段で尾倉を発見する
21日早朝、尾倉の死体発見。
下旬、韮澤秀斗、居酒屋のバイトを辞める

山本、春の講習会に参加する。その際刑事部長にお目にかかる。

4月
4月頭、湯村が黒下のブログに感想をおくる
23日、黒下、湯村とファミレスで会う
・その後の平日、湯村の職場へ電話する
30日、黒下、湯村と水族館へ行く

5月
7日、黒下のもとへ配送サービスから連絡が入る
9日、黒下、湯村からの手紙を受け取る
9日、湯村文の遺体発見
・手紙を受け取った数日後、黒下、湯村の死を知る

6月
8日頃、黒下と瀬名本が大学の食堂で会う
15日夜、黒下園子の遺体を夫が発見
30日金曜夜、真室と瀬名本、3年ぶりに会う

7月
6日、真室、マグネットフィッシングの撮影。その後瀬名本から電話がある
7日8時過ぎ、瀬名本光太死亡
7日9時過ぎ、真室携帯を手に取り瀬名本からの連絡がないか確認する
8日、瀬名本の妹が身元の確認に来庁予定。早川と山本、本庁へ戻って捜査方針の策定。
11日、早川と山本、四人の遺品証拠品の検証
26日12時34分、真室と韮澤、ホテルのラウンジで話をする
26日13時過ぎ、真室ホテルへチェックイン
26日15時ころ、真室琢海飛び降り
26日15時5分、警察へ通報
26日日暮れ後、早川と山本、真室の飛び降りたホテルへ
28日、早川と山本、本庁へ戻って情報のすり合わせ
30日、早川と山本、黒下の夫・和紀の自宅へ行く、ペーパーナプキンを預かる
31日、ペーパーナプキンから黒下夫婦と湯村の指紋も検出される

8月
8月頭、早川と山本、黒下と瀬名本が同窓だったと気づく
25日昼、早川と山本、中華料理店へ。その後本庁へ戻る。本日付けでタトゥーシール関連事件捜査本部解散となる
26日午前、早川と山本、韮澤に会いに行く。その後韮澤から話を聞く
26日~1週間ほど、早川、動ける範囲で事件について調べる

9月
某日、韮澤秀斗、詠坂雄二と会う


ご覧頂きありがとうございました。

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