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2019年11月3日日曜日

『君待秋ラは透きとおる』その8 勧誘から模擬戦まで

詠坂雄二『君待秋ラは透きとおる』検証


今回は、模擬戦、“八月のある日”、勧誘の日を検証します。
例のごとく、カレンダーを載せています。

2017年8月
日  月  火  水  木  金  土
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以下ネタバレあります。


【勧誘日】
・マンションで麻楠が勧誘(バトル)し、所属を決めた日
勧誘前、 “平日のこの時間に”というくだりがあるのと、下記①の理由から、8月1日(火)から4日(金)の間が勧誘日となる。君待は土倉とはこの日初めて会う。

【八月のある日と模擬戦の日】
①土倉のヘアスタイルが“先週会った時より髪が短くなっていた”とあることと、この日に“麻楠さんのことは信じたほうがいい。”と言われた。土倉に会うのは今日が二度目。

②模擬戦当日の文章に、数日前、土倉から“麻楠さんのことは信じたほうがいい。”と声をかけられたとある

③模擬戦当日に、“君待が振興会に所属することを決めてから一週間が経過していた。”とある

①〜③より、所属日の翌週かつ、八月のある日と模擬戦当日の間に数日の空きがあることがわかる。


そこからおおよそ、
“八月のある日”は8月6日(日)〜9日(水)頃
模擬戦の日は、9日(水)頃〜12日(土)頃
とした。

何度も読み返すなどしましたが、これ以上は特定できませんでした。
文庫化などあれば、さらにわかるかもしれませんね。

ご覧いただきありがとうございました。

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