詠坂雄二『君待秋ラは透きとおる』作品内の時系列検証
『君待秋ラは透きとおる』作品内の大まかな流れを考察しました。(2019年10月31日訂正)
考えの軸にしているのは、174ページの君待秋ラの
何年ものあいだ考えることさえ避けてきた力を、このところ続けざまに求められている。すべて八月に入ってからのことだ。です。
土倉と麻楠の勧誘も8月に入ってからであろう、ということで考えています。
以下ネタバレあります。
【訂正箇所と補足説明】
①君待秋ラの振興会所属の週を、第2週目から第1週目へ変更
②模擬戦の週を第3週から第2週へ変更
●汐見ときの健康診断と御来屋との昼食、土倉に汐見ときの過去を聞く、はかなり迷いましたが、そのまま第3週にしました。
11日は祝日の山の日で12日が土曜日なので病院は休み。仮に第2週に健康診断があったとしたら、10日木曜日までに、君待秋ラが初めて振興会を訪れ、模擬戦をし、汐見ときの健康診断を実施することになり、ものすごくハードなスケジュールになるので、違うだろうということで。
8月
【第一週 1日(火)〜5日(土)】
1日(火)〜4日(金)のいずれか、土倉・麻楠が君待秋ラを勧誘。君待振興会へ入る。“平日”、“帰宅ラッシュ”という記載があるので5日は除外
【第二週 6日(日)〜12日(土)】
君待秋ラ、初めて振興会へ行く
その数日後、模擬戦
【第三週 13日(日)〜19日(土)】
汐見ときの健康診断、御来屋と昼食
土倉に汐見ときの過去を聞く
【第四週 20日(日)〜26日(土)】
汐見とき逝去、葬儀
若い汐見ときと戦う
【第五週】
27日 土倉、君待秋ラに仮説の添付ファイルを送信
麻楠退院し、御来屋の病室へ行く
君待、実家へ帰省する
9月
【第一週】
9月3日 韮澤秀斗を勧誘しに遠海市へ
以上、
もう少し詳しく特定できそうなところ、何故その日付になったか等はまた次回以降にします。
ご覧いただきありがとうございました。
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