詠坂雄二『君待秋ラは透きとおる』君待秋ラの帰省日を検証
・今回、作品全体の日付を特定する際、まず間違いなだろうとなったのが、汐見とき襲撃のあと、君待秋ラが実家に帰省した日が8月27日(日)であることです。
・その日を基準にして、作品全体の日付を逆算し、おおよそ特定しました。
以下、ネタバレあります。
詠坂雄二の全作品を、より深く読むためのブロクです。 重箱の隅をつつくような細かいときもあります。 Web『常闇作法心得(仮)』の補足説明的な部分も兼ねています。 全体的にネタバレはありますので、未読の方は作品読了後にご確認ください。
詠坂雄二『日入国常闇碑伝』(講談社ノベルス) ー常闇の正確な発生期間ー 詠坂雄二『日入国常闇碑伝』の「常闇」の正確な発生期間が曖昧にしか書かれていないので、作品内から検討をつけました。 以後ネタバレがありますので作品読了後にご確認ください。 こちらのブログも...
何年ものあいだ考えることさえ避けてきた力を、このところ続けざまに求められている。すべて八月に入ってからのことだ。です。