(ネタバレあり)詠坂雄二「ドクターミンチにあいましょう」の時系列と『電氣人閒の虞』との関係を検証しました。
【ざくっとした時系列】
・『電氣人閒の虞』(作中は2008年で韮澤秀斗は小六)のあと、韮澤秀斗は電氣人閒と妖魔軍団と戦い、それらが終了した。そのあとに、ドクターミンチに会いに行った(2025年)。
『君待秋ラは透きとおる』の紹介文の「終わりなき戦い」はやはり妖魔軍団との戦いなのか・・・!?
【電氣人閒と韮澤秀斗】
・韮澤秀斗と電氣人閒との境界が曖昧になっていた。韮澤秀斗は電氣人閒という力を捨てるために、“境界”を必要とした。ドクターミンチが“電氣兵士”と呼んだ存在の本名がそのきっかけになるのではないかと考え、ドクターミンチに会いに行ったが、それは叶わなかった。
・ドクターミンチの肉体は朽ちたが死んではいない。力を捨てる前に、博士を倒さないといけないので、問題を先送りにした。